公開日誌 2007.07.22 平成19年度宮城地本 艦艇広報



  
毎年、何かかにか文句を言ってる気がする艦艇広報。
今年は何と大盤振る舞い(?)の2隻と聞いて、前の職場の人も巻き添えに体験航海を申し込んだのですが、全てハズレ。
午前中の一般公開に「どうせ独りさ」、と半ばヤサグレ状態で行ってきました。

車がないのでサテどうしようかと思いながら、地本のHPを確認した所、今年は最寄の多賀城駅からシャトルバスが!
アリガタヤ、アリガタヤと公共交通機関を利用して会場へ。
   
  
これで今年はクレーム無しかと思いきや。
おっとどっこい、やってくれるぜ宮城地本。相変わらずというか、毎年毎年なんでこうクレーム付けたくなるような隙を……。
別に取り立てて自分がクレーマークレーマーとは思わないんだけど?
今回の引っ掛かりどころは順次(って、一つじゃないのか?!)。





    
  今回は何と2隻!

DD122「はつゆき」と  DD125「さわゆき」。

今年は景気が良いなぁ…なんてご満悦だった。


しかし、さわゆきのパンフ(?)、

両面のカラーコピーって…ナゼ。

仕様が変わって現在新しいのを印刷中とか、

そういう…?? 裏移りして見づらいよ!

    
   

     
DD122「はつゆき」もDD125「さわゆき」も同じ「はつゆき型」です

基準排水量:2,950t
全      長:130m
全      幅:13.6m
喫      水: 4.1m
速      力: 30kt
    
   
   

     
  
   
いつもどれか一つだけ蓋(?)が空けられてるシースパロー。
何だかモグラ叩きのようで、たまには全開にするとか(無理)。


     



   
 
「うおっ、ナニこれ、竜っぽくないか?!」


なんか「日本昔話」に出てきそうなこのカタチが


やけにお気に召してしまったんです。


一目ぼれデス(笑)


これってアレですよね、給油する時のやつ。…違う…??



    
こうやって撮ると、一体何処の

コンビナートかってカンジが。

どこかっていうと、だいたい『竜』から

上を仰いだ所くらいかな。


  
ふと「電話コンセント」発見。

これってホントに電話のコンセント…?

っていうか、電話って「コンセント」?

…なに、もしかして子機充電用とか? (^_^;



   

ハープーン(対艦ミサイル)SSM装置



この角度でこのシルエットだと、

なんか微妙に…双眼鏡…??

似てるような気が…また気のせいか(^^;

    
  
      

左側が「はつゆき」ので、右側のが「さわゆき」の、

「タコ入道」(片岡命名。…勝手にオマエは…)。




高性能20o機関砲(通称:CIWS-シウス-)。

自分で高性能って言っちゃところがアンタ。
       
   


    
62口径76ミリ速射砲
 
この砲は、軽量・小型の対空・対艦両用砲です。自動化と遠隔操作により、砲塔内は無人化されています。

イタリアで開発され、国内でライセンスされています。



  口   径:76o
   砲 身 長 :4700o(62口径)
  発射速度:80発/分
  最大射程:16300m
  即応弾数:80発
         
最近はこの説明されてあるのも写真にとって、それをそのまま引用するという手口を覚えてきました。
いやぁ、これはラクだし、間違いはないでしょう?
…調べるとか覚えるという選択肢は、脳の老化とともにどこかへ失せたよ。



    
   


  




     



   
えー、これも「何だか分からないけど、

とりあえず撮っちゃえ」シリーズ。

(いつの間にかシリーズ化?!)



これのオススメポイントは、

さりげなく置かれた帽子(雨の日仕様)。



  




    



   
ここからはまた例のシリーズ。


何かイミがあるのかとか言いっこナシ。


とりあえず、「撮りたいから撮った!!」



    

     

    


     


     


   

   
      



    


     
このマークの意味を聞いてみました。


「えー、この十字のマークは救護所で、

矢印の方向に救護所があるというような感じです」

じゃあ他のは?と聞くと、

「スミマセン、分かりません」

ええっ、そんなんで良いの?!


     



     
以上。


え……。以上って、以上?! ヘリ甲板とか、艦内とかはナシ?! っていうか、「はつゆき」は?!?
はっちゃんは来てるけど、それだけ



ゴメンネ〜? あたしィ知らない人を乗せるのとかぁ、得意じゃないのぉ。
あー、でも招待者はベツ〜。


     



   
なんだよ、招待者(おそらく家族?)だけかよ。全然『ようこそ』じゃねえよ!!

          
    ということで、さわゆきとはつゆきを結ぶ

この橋を渡れるのは選ばれし限られた人だけでした。

がっかりだ!!

  
 


    

   
 
   

       
はっ! 所詮は宮城地本か。

などと、心のうちで盛大な暴言を吐きながら、

がっかりして艦を降りる。

でも肩透かしくった気分だったんだよ(泣)



地上では女性自衛官がオコサマ用の制服試着コーナーを。

あぁ、小っさい頃に連れて来てもらいたかった。

そしたら試着……。

今は無理だ、今は無理だ、今はもう無理だ…!


   
それから自衛隊車両の展示。
   
  
  

     
   





     
    
       
こちらの軽装甲機動車は内部の撮影禁止でした。
つうーか、何も書いてないし言わなから、隣の高機動車と同じように撮ったら、慌てて「スミマセンこれ撮影ダメなんです」って、デジカメだからデータ消せるけど、普通のカメラで撮ってたらフィルムごと没収?!
ダメならダメって書いたの貼っとけよ! 一人二人くらい撮ったのいるんじゃないかなぁ、あの調子じゃ。

ところで、あんまり陸自には興味ないから(シツレイ)ちゃんと見たことなかったんだけど、装甲車ってATなんだ…。
なんか自衛隊車両ってマニュアルのイメージがあったから、オートマだったのには素直に驚いた。



    
そんなこんなで一般公開は終了。


今回もある意味期待を裏切らない地本。

真っ当な期待はしちゃダメ。

泣きたくなるから!

       
ところで、こいういう一般公開などの広報を、

民間が企画・実行したらどんなカンジかな。


もうちょっと面白い広報ができるんじゃないか?

例の「カイジョージエイタイ」よりは良いやつとか。

あれはあれで、情けなくて好きだけど。
   

   



     
こうして平成19年度の艦艇広報も終了。

後日談というか、余談というか。8月の19日にお隣福島県の小名浜港で、再び「さわゆき」の一般公開があるというので、わざわざレンタカーまで借りて片道3時間かけて行って来たさ。
暑さと、並んでる列に、見学を諦めました…。チラリとみた感じ、公開してるのは同じ部分だけだったようだし、艦のパンフレットもやっぱりカラーコピー…。
結局アクアマリンふくしまを見学して帰りました。
これは地本なのか、それとも横須賀地方隊の方なのか、何にしてもせっかく来てくれる人がいるんだから、ガッカリさせるようなイベントはやめて欲しいな。
頼むよ。


     

    



(2007.08.25)