公開日誌 2008.05.18 平成20年艦艇広報・酒田



   

さて、「みょうこう」のお次はコチラ。


潜水艦「なつしお」
残念ながらこちらは外側だけの公開でした。

おそらく自衛隊入隊希望者か、自衛隊への入隊を
勧誘された人だけが許可証もらって
中へ入ることが出来たんだろう。

        

SS584 「なつしお」
 
全 長 77メートル
排水量 2,450トン
速 力 20ノット


     
    
  
       
ぱっと見、そんなに大きく感じないけれど、上に人が乗ってると確かにそれなりの大きさなんだな。
でもこれに75名が乗り込んで生活してるって考えると、艦内はさぞ狭苦しかろうな。
閉所恐怖症とまではいかないけど、そこそこ苦手な自分には適性ないな。
         


      
そして最後が輸送艦「のと」


乗艦受付けのテントがあったりして
全体が撮れずに残念。
パンフレットもないし。

    
前部甲板を見るとこんな感じ。

前から荷物を乗せたりするらしく、
普通の船と船首部分の形が違う。

どっちかっていうと、貨物船っぽい?

      

       
小さくても、輸送船でも、やっぱり自衛隊の艦。
やはり武器はあるんですね↑




下は後部甲板からとった「なつしお」と「みょうこう」。

       
    

 
  

    
       
さて、それではいざ中へ。

      
    
    
      
後部から中へ入るとすぐ、そこは食堂になっていて、
下へ通じる階段もあるけれど、そこから先は非公開。

前日の見た海保の巡視船と比べてどうですか、このイスは。


壁には護衛艦の写真パネルが掛かってました。
その中の一枚を差して友人が
「おおすみだって! これに昨日乗ってきたんだ?」

     
…友よ、確かに同じ「おおすみ」だが、
昨日乗ってきたのは護衛艦じゃなくて、
巡視船「おおすみ」なのだよ。

普通一般の興味しかない友人には、
なぜ同じ名前の船があるのか分からないようでした。
防衛省さんチの「おおすみ」ちゃんと、
海上保安庁さんチの「おおすみ」ちゃんが居るんだよ。
…この説明で分かってくれたかどうか…。

    
片寄せあってる洗濯機。


こうやってこういう場所を撮ってる時に
自衛官に見られると、たいてい笑われます。

ああ、どうせオタクに近いよ。



…あくまでもオタクではないと言い張りたい。

    
 
  
さて、いよいよ艦橋ですが、やっぱり他のと比べて
中は狭い。

←コの字型になっていて、脇にもこのような機械が。

ひっそりとあるイスは通信士でも使うのか。
何となく隔離さされてるような…。

    
そしてまたしても貼ってある信号旗。

みんな、がんばって覚えような。



…で、なんだったっけ?
    

   
    
札の中に「合戦準備」「戦闘」「揚陸戦闘」があるのはやはり自衛隊らしい。

    
    

    
艦橋を見学し終わって階段を降りれば公開終了。


けどそんなにスンナリ終わらせません。
階段上の空きスペースに治められた救命胴衣を撮ったり、
階段裏にある飲料水を撮ったり。


それに艦橋で「神社は何処ですか?」と質問して、
それもちゃんと写真におさめたしな。↓
      
  


   

     
見学が終わればいつもならそのまま帰るところだが、今回は外れたとはいえ体験航海がある。

一か八かでキャンセル待ちに賭けてみるも。

「すみません、現段階で人数を超えてしまっているので、キャンセルでの乗艦はできません」

なんだと?!
なんでそんなに人が乗ってるんだよ。
っつか、現段階でもはや人数超過って、それでも良いのか?


     
そこでスグに変えるのも癪に障るので、とりあえず
出港までいることに。


一日艦長の任命式。
敬礼の仕方とか色々と教わって
練習しているのが微笑ましい。


    
で、いよいよ出港準備。

階段を取り外しにかかります。。

いつもは艦上から見るのこの作業も、今日は岸壁から。


   


      
   

     
艦に付いてる梯子は、やはり機械を使って巻き上げるらしい。

ちょっと綱引きっぽよいね。



だんだんと出港時間が近づいてきて、煙突からも煙が立ちます。
岸壁から離れました!

が、これはタグボートで引っ張ってるもの。
ちょっとがっかり。


右下のは前とか後ろとか押して回転させているところ。
太りすぎて自力で動けず、介助の手を借りてようやく…という図…?
大きすぎて自由が利かないのかもしれないけど、護衛艦には自力で出港して欲しいよね。

    
タグボートさえ隠せば。

ほーらカッコイイ!
後部でポツンと座る潜水士。

何が起こるか分からないので待機。
でも淋しそうだ。


因みに左側の赤い柱みたいなのはタグボート。



      
みょうこうの出港を見送って、会場を後にする。

本当は帰ってくるところも見たかったが、
そこまで一般人の友人に我侭は言えずに諦めた。



でも代わりに、また巡視艇を見に行く。
PS201「つるぎ」と、CL104「べにばな」


夕方の高速バスで仙台に帰る事にして、
夕飯は食べずに、バス乗り場の近くのコンビニで
おにぎり等を買い込む。

ちょっと侘しい気もするが、今回の旅行でけっこう
お金使ったからね。

色々とあったけど、楽しい二日間だった。うん。

8月にも酒田で艦艇広報があるらしいけど、
その日は仕事が入ってるので、行けそうにないなぁ…。
      
  
  
  
 

(2008.07.21)