航海日誌 2009.07.25 平成21年度宮城地本 艦艇広報


何でかなぁ、何でかなぁ…。
毎年この宮城地本の艦艇広報では不満が出てくるんだなぁ…。
まるで自分がクレーマーになったかのように思えるくらい、毎年腹立ててるんだなぁ…。


今回も地元だし、HPで最寄の多賀城駅から20分おきに送迎バスがあると書いてあったので、その時間を計算してJR利用。
駅についてもそれらしい制服姿の人は見えず。
それでもまぁ広い駅じゃないし、だいたい送迎バスが止まる場所も分かるので、次のバスは20分おきって事は10分以上あるな…と、とりあえず駅のコンビニで飲み物とおにぎりを調達してると。

いつの間にか自衛官が立ってて、しかもレジを済ませてる間に出発

置いてかれました……。
しかもその次まで30分も放置かよ(怒)全然20分置きじゃねえじゃねえか!!!
その間も自衛官が立ってるわけでもなし。

宮城地本、信用できん!


      
護衛艦「いなづま」
全  長   151メートル
排水量   4,550トン
速  力     30ノット
主要装備

高性能20ミリ機関砲x2、
62口径76ミリ速射砲x1
VLS装置一式、
3連装短魚雷発射管x2
SSM装置一式、
哨戒ヘリコプターx1

    
なんスか、この濃い霧!
ちょっと。
今日、た…体験航海なんですけど…。

  
どこまでも白い…。

せっかく写真とっても背景もなにも白くて、なんだかよく分からない…(T_T)



    


   
   
     
76o速射砲の扉から取り出してるのが、右の弾です。
こうやって見るとマッチ棒とかキャップをした鉛筆っぽいかも。

   
 
   
さくさく行きますか。

っていうか、コレなんだっけ?
あ、救命艇か?!
ただのグレイの塊見えた…。
いかん。また視力が落ちたか?
いや、ボケが進んだのかも……。

   

    
地味にスライディングパットアイを。
これ縦に長いから撮るの大変なんだよねぇ。


手前に少しだけ移ってるのがハープーン
    
左舷側と右舷側を変えて、
さらにスライディングパットアイ側から見たらこんな感じ。


ところで、シースパローらしき物体の写真が無いんだけど、もしかしてこれ?
ハープーンの間のカバー掛かってるヤツ?
   
   




  
はいはい。
この辺りはさくさくと進めますよ。

    

    
こういうのも結構撮るのがまたスキなんだな。



早く艦から遠ざかれと言ってみたり、無理な泳ぎはするなと言ってみたり。

っていうか、「衣服を着用せよ」って、わざわざ脱ぐ奴はいないと思うし、イザというときに今更服を着に艦内に戻るのもどうよ?

さらに「サメに注意」も、これは注意したからってどうしようもないし、残念ながら諦めるしかないんじゃないかい?

   


    
そういえば久しぶりに見たかも、海自のヘリ。
   
   



  



   
この写真を見て一瞬「サナギ?!」とびっくりしたのはマジな話。

ははん、拡大してみりゃなんて事無い。
担架だよ。
    
ヘリ格納庫内の階段に
上手い事隠し…仕舞ってあります。

   

     
ヘリ格納庫内は上な感じで。
上のハシゴの裏に「サナギ」がおるわけですよ。



無事故記録。

そのまま事故の無いようにお願いします。

 


  
さて、それでは艦内…というか、艦橋へはいってみますか。



   
艦橋へ登る道すがら(?)チャフを撮る。
あああ…本当に濃霧で白い…。

   
   
    
まぁ、例によって特に代わり映えの無い艦橋。
計器とかに詳しくないから、余計に違いが分からない。
多分色々と詳しい人は、あれがそれでこうで…って何かツッコミとかできるんだろうなぁ…。
それはそれで面白そうだけど、あまりマニアックになりたくもないなぁ…。

今回ので珍しいといえば、右上の緑色のボンベ。炭酸ガス消火器っていうらしい。そんくらい?


    
平和の鐘(笑)

あんまり見かけた事が無かったけど、今までは立入禁止区域にあったのか、それとも有る艦と無い艦があるのか…。

    

    
プレートを一つ一つ撮っていったら凄い量になるし、だいたい見てるほうもそれだけじゃツマラナイだろうな…と思いつつも、つい撮ってしまった「魚雷庫」。
別に何があったわけでもないんだけど。




    
ここまでが午前中の「一般公開」。


一度退艦して午後の体験航海まで時間つぶし。
こういう時、車じゃないと昼飯買いにいけないし…とかけっこう不便なんだよね〜。
だから駅で買ってくれば…だし(根に持つ)

    
ソレ。
記念撮影用じゃないのかな?
そんな本部テント前に置いておかれてたら、誰も記念撮影できないんじゃぁ…。

って、下のもか!
そんなのを撮ってる自分を、そこにいる自衛官らはくだらねえ…とか思ってんですかね?

     

    
   
掃海艇入港決定! せっかくだがその日は酒田だァァ!!!
  


    

    
そういや、いわきでも置いてあったなぁ…と思いながら写真を撮ってたら、自衛官のおっちゃんに声を掛けられた。
「いわきにも来てたよねぇ?」
…なんで覚えてるんだ…?! 
と思いきや、いわきで質問するために声を掛けたおっちゃんだった…。それにしてもよく覚えてたなぁ、自分が人の顔を覚えるのが苦手だからビックリだ。
さすがに酒田は行かないらしい。
っていうか、この人は地本じゃなくて横須賀地方隊の人なんか?


   
     
開きスペースで体験試乗。…乗らなかったけど。
他にも手術車や水際地雷敷設車などが展示。


待っている間に次第に霧が晴れてお天気に。
良かったぁ!せっかくの体験航海だもんな。


   

  
いよいよ出港。

碇をあげてもやいを離して…って、いやさ、タグボートが先か。

   
  
巡視船がパトロールです。
護衛艦の見学じゃありません(多分)。

PCとかだと船体がグレイなので、けっこうこれも海自の船だと思って指差してる人が…。
海自の潜水士に向かって「海猿」って言ってみたり、まだまだ海自と海保って、区別がつかないくらいマイナーなのかなぁ。



   
一日艦長さん。

この人の後を追っかけてまわると、一日艦長に説明してる色んな話を盗み聞けます(笑)

   

  
色んな機密とか個人情報とかあるんだろうけれども。
どーせ隠すなら新聞じゃなくて左のヤツような、何か気の利いたので隠して欲しいな。
以前乗った護衛艦はヲタクがいたのか、ワイルドなネズミー(仮名)とか描いてあったけど。
ま、そこまでしなくても良いけど、せめて「ようこそ、いなづま」だけでもいいし。



    
「トイレにジェットタオル」も次第に普及してきてるのだろうか…。

  
   
     
神社とはまた別にお守りが!

っていうよりも、「SMIC」が色のせいかイセエビみたいで、なんかちょっと…気持ち悪いんですけど…?



     
長期の航海時の暇つぶし。

「徳川家康」や「翔ぶが如く」などの歴史モノから、赤川次郎や西村京太郎の推理小説など。


自分も小説は本で読みたいほうだけど、電子書籍とかの方が場所取らずに冊数置けるんだよねぇ…本好きとしては微妙だよなぁ。

     
食堂にあった調味料置き場。
左側の上段部分をアップにすると…。
柚子胡椒のとなり、七味に隠れてるのはふりかけでしょうか?

かつてとある場所で団体生活した時、自分だけめちゃくちゃふりかけ使いすぎて、自班のふりかけは全部自腹で提供した事が蘇る…。
      





    


   
「来たれ、立入検査隊!」

…これは「いつ立入検査に入られたってOKだぜ!」という意味だよな?
「立入検査隊に入りませんか?」じゃないよな?
なんか微妙にPRポスターっぽくみえるんだけど…どっちなんだろう…。


   

   
午前中はガランとしていたヘリ格納庫ではいつの間にか制服試着コーナーや自衛官募集の広報コーナーが。


    
76o速射砲とシウスを動かして見せるのはいつもの事だけど、今回は珍しく心肺蘇生訓練なんてものもやってくれました。



    
これ、これ。
これが何ななのか、うっすらと分かってるような分かってないような…分かってないような。

    
入港作業です。

青いバケツの中にレッドがはいってます。
それをぶんぶんと飛ばして、岸壁にいる人達にわたしして、岸壁にいる人たちはそれを一生懸命引っ張る。
と、その先にもやいがくっついてるので、輪っかの部分を引っ掛けてやる。

     

   

こちらはこちらで、作業中にせっかくピンと張ったロープが緩まないようにストッパーを掛けてます。



そんなこんなで体験航海も終了、並んで降ります。
まぁこれがまた結構な人数だから時間がかかるんだ。




    

   
左の写真が船を降りてから撮影したもの。
同じ日に取ったんですけどねぇ…?


  
後部ヘリ甲板では、ヘリのお片付けが始まってました。
展示中は十字にクロスされていたプロペラも束ねられて、コンパクトにコンパクトに収納されていきます。
こういう作業も普通あんまり見る機会ないからちょっと面白かった。
もちっと近くで見たかったな。
   
  

    



(2010.09.22)