公開日誌 2007.11.17 海守



場所を移動。
バスに乗り、塩釜亘理線を通って岩沼市へ。
午後からは2管の航空基地と、海保校宮城分校の見学となります。

お昼を食べた後だけに、この移動時間がちょうど眠りを誘うんだ…。


     
まずは仙台航空基地から。

航空基地となれば恒例の(?)、ヘリによる吊り上げ救助訓練を見せてもらう。


その前にヘリを移動。



タイヤをヘリの足(?)に装着!
さらに牽引車と合体!!

   

      

         

     
こんな感じで下準備。
何回見ても、具体的に何をやってるのか不明だ…。


でも一つ覚えたこと。
上の車で発電して、
下の写真のようにバッテリー補充。

ずっと給油かと思ってましたがな。

         




    


     
   
  
ヘリからの降下、吊り上げ訓練。

いつ見ても、ヘリから降りてくるときのあの格好、
すごく腹筋使うんだろうな…と、
妙な所に注目する自分。



ところで。
右の写真を見ると、まるで要救助者がへっぴり腰で、
微妙に後ろに逃げが入ってるような…。

多分これは立ち上がろうと後ろに手をついた所で、
たまたまそういう瞬間を撮っちゃったんだろうけど。

     
      


    
    
   
これは吊り上げられる要救助者もなれてるからだろうケド、

なれてない人がこんな風に吊り上げられたら、

怖くて手が震えて上手く乗り込めないんじゃなかろうか。

うむ、まるでアル中のように。

きっと、中から胸倉つかんで引きづり込んでくれるんだろう。

自分の時はひとつそんな感じでよろしく。



     

    
「ヘリから写真を撮りますので手を振ってくださ〜い」
すんません。ついクセでこっちも撮っちゃいました。







   
  
ではいよいよ航空機の見学を。
毎回見かける「はくたか」。
なのに今回も新発見(というか説明)がゾクゾク。



市販機(という言い方であってるのか?)を、
海保仕様に色々と変えてるそうで、
市販の状態がどうだか知らない自分は、
いちいち説明されないと分かりません。

説明されて、納得。(そして忘却)
   
  
     

     
右の写真のように、捜索しやすいように
窓にしてるのも海保仕様だし、

下の写真のようになんと機体に穴が!!
窓から手を振ってるのが写ってるの、分かります?
こっから発炎筒などを投下したりするらしいです。

普通に見てたら気がつきません、こんな穴。

      




     
奥が「はちどり」、手前が「おおるり」。



勝手に「双子のリリーズ」と命名(古っっ!)
…せめてマ@カナか。


 
   

 

   
   

      
  
ここでも各種装備品の説明。


主に航空機から要救助者を発見した時に
投下する発炎筒や浮標の種類など。









             
では今度は海上保安学校宮城分校。


海上保安庁の中でも航空関係の勉強をする所です。
(いい加減な説明だ…)

まぁヘリのパイロット教育の養成や、
整備要員の養成・訓練するところなわけだ。


   
いつも見せてもらえるのは1階の同じ部屋のみ。


もともと分校と言うだけあって、そんなに大きくもないし、
所詮は(という言い方もヘンだが)学校だから、
座学の教室と、実習室があるくらいなんだろうけどね。



そして何度も言うように理系が丸きりダメなんで、
右のような部品のカタマリはどうにも苦手ですわ…。
     
で、その実習で右の写真のようなものも
造るんだそうです。

なんかもう、工学部とか製作所って感じか?

    

   
しかも、丁度(?)資格試験の実技試験が近いようで、
学校が休みだってのに、わざわざ出てきて練習してる
学生が数名。


真面目に実技の練習をしてるのに、
ゾロゾロと現れた見物客に声をかけられ、
あれこれ質問されたり、じっと覗き込まれたり
写真を撮られたり…。

邪魔してごめんなさい。
あのあと皆さん、ちゃんと試験に合格できたのでしょうか。






    
         
そして体験シュミレーター。
自分は2・3回乗ったがあるので、背後からの見学だけ。人数が多いので、班毎に一人だけが体験。

いざ始めると部屋を暗くして、白いスクリーンの約180度くらいか? ほぼ視野に入る範囲はすべて鳥瞰図の映像に変わって、ヘリを動かすとそれに合わせて映像も動くから、ただ立ってるだけなのに酔いそうになるのだ。

ちょっとヨロリとなりながらシュミレーター室から出る。
多分、自分で操縦桿を握った人の方がダメージ少ないかも。うえぇえ…。





    
で、その脇にはお役ゴメンになった古いヘリが
人体模型よろしく置いてる。

左下の、吊り上げの時に降ろしたり巻き上げたりする
装置は、右下のゲーム機のコントローラーのようなので
操作をします。


写真を撮ろうとして悪戦苦闘していたら
見かねて持ってくれました。
へへへ…、不器用なもんで… (^_^;
       
     

     
これで海守見学ツアーは終了。
再びバスに乗り、こんどは仙台駅で解散となりました。



基地にも分校にも何回か来てるケド、
やっぱり何かしら新しい発見って物があるんだな。 


   
   
      
そして家に帰った後、大量の写真を前に、必死で説明を思い出そうとしたり
何を撮りたかったのか思い出そうとして諦める。
その取捨選択の繰り返しでこのサイトは出来ているのだ。 

だから本当はもっと色々と撮ってんだよ。
まぁ、趣味に走りすぎて使えないのもあるけどな。








           
ではちょっと写真のみオマケ。
あまり使いようが無いけど、本人の好みで撮った、「だから?」と言われても困る写真を数枚。
     




   

   

   
あまり意図はない。


ただ何となく撮ってみたくなったから撮った写真。

こんな感じのがかなりの数あって、我ながら扱いに困る。

  
  
  

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